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2017-06-22 きゅうりの育てかた
育て方の見所や苗植えの頃合と技術は?サラダに絶対と言っていいほど入れられているきゅうりは、パリッとした歯ごたえがチャームポイントの野菜です。

植え付けから収穫までが2ヶ月ほどと短い事は家庭菜園を楽しむ上では重要な秘訣。

ただ、作業中身が多々あるので、いつ何をすればよいかわからなくなってしまうという人もいます。

採り上げるのは、そのようなきゅうりの栽培について、育て方の極意や苗植えの頃合と手段などをご解説します。

きゅうり(胡瓜)の育て方の着目点は?きゅうり 地植え 畑 プランター 実風通しと日当たりのよいロケーションで、たくさんと水を与えて育てる事が、おいしいきゅうりを育てるキーポイントです。

きゅうりの95%は水分で、「水で育てる」と言われるほど水を不可欠とします。

ただ、過湿による病にもかかりやすいので、梅雨のタイミングは気をつけましょう。

他にも、連作障害を防ぐため、過去にウリ科の植物を育てた土には植え付けないようにしてください。

きゅうり(胡瓜)の種まきの頃合と手法は?キュウリ 種まき セルトレイ生長するまでに時はかかりますが、いろいろの株を育てていきたい人は種まきから栽培をはじめていくのが推奨です。

4月上旬〜5月が種まきの適期です。

セルトレイに赤玉土(小通)など種まき用の培養土を入れ、各スペースに1粒ずつ種をまいていきます。

その後、薄く土を被せたら霧吹きで湿らせ、土が乾かないよう決まった的に水やりをして管理していきます。

発芽したら、日当たりのよい箇所に移して引き続き管理し、本葉が4〜5枚に生長したら、生育のよいものを苗として、鉢やプランター、地面に植え付けていきます。

きゅうり(胡瓜)の苗植えのポイントと技術は?キュウリ 植え付け 苗鉢・プランターきゅうりは、1株で10〜30個ほどの収穫が見込めるので、少量しか育てない方は市販の苗を買い物し、鉢やプランターで育てていくとよいですよ。

植え付け時分は4月下旬〜5月で、10〜12号鉢に1株、65cmのデフォルトプランターに2株が植え付けの判断基準です。

器の底に鉢底オンラインと軽石を入れる赤玉土(小粒)7:腐葉土2:バーミキュライト1のレートで混ぜた土か、市販の野菜用培養土を下拵えする土を苗の高さくらい容れ物に入れる苗がすっぽり収まる大きさの植え穴を掘る苗を植え付ける株元が薄っすら隠れるくらい土を足す器の底から水が流れ出るくらいたくさんと水やりをする地植え地植えにするケースは、過去にウリ科の植物を育てた事のない箇所を選択し、植え付ける2〜3週間前から土作りをはじめます。

植え付ける2〜3週間前に土に1平方メートルあたり2kgの堆肥と、両手いっぱい(100g)の苦土石灰を加えて、よく耕しておく植え付ける1週間前に土に肥料を混ぜ込み、高さ10〜20cm、奥行き60〜80cmのうねを作り、表面に複数フィルムを張っておく1週間寝かせた土に、株同士の間隔が40〜50cmとって複数フィルムに穴を空ける苗よりも1回り大きな植え穴を掘り、苗を植え付ける株元に注ぐように、ふんだんと水を与えるきゅうり(胡瓜)の水やり、肥料の与え方水やり (1)水やりきゅうりは根を浅く広く張る乾かすに弱い野菜なので、水切れを起こらないよう配慮します。

鉢植えやプランターは、土の表面が乾燥したたくさんと水やりをしていきます。

特に真夏は、水切れになりやすいので定期的夕方の気温が下がった頃に与えるくらいでよいですよ。

地植えは、普通に降雨のみでかまいませんが、土が乾かすしているようなら水やりをしてください。

肥料の与え方植え付けるケース、土に野菜用の化成肥料を規定量混ぜ込んでおきます。

その後は生長に数多くの肥料が必須で、植え付け2週間語から2週間に1回粒状の化成肥料を施すか、1週間に1回薄めた液体肥料を与えます。

肥料が不足すると、つるが真横から下向きに伸びてくるので、判断基準にするとよいですよ。

きゅうり(胡瓜)の支柱立ての時分と手段は?キュウリ 支柱 オンライン 誘引きゅうりはつるを伸ばして生長するので、植え付けてから1週間後には、つるを絡ませられる支柱を立てていきます。

鉢植えは、バラの栽培で使用するドーム状のオベリスクを使用すると重宝です。

支柱を使用する事例は、細いものを3〜4本頂点で束ね、円錐を仕上げるように株の周囲に立てていきます。

プランターなら、緑のカーテンの要領で、支柱を立ててオンラインを張りましょう。

地植えは、苗の10cm外側に2〜2.4mほどの支柱を立て、合掌式に組み上げてきます。

支柱は土へ20〜30cmほど深く差し込むと安定しますよ。

きゅうり(胡瓜)の誘引の技術は?キュウリ 栽培きゅうりのつるが伸びてきたら、支柱へ誘引していきます。

週に1回を指標に、麻ひもや誘引用のワイヤーでつるを支柱に結びつけましょう。

この事例、きつく結んでしまうと紐が茎にめり込んでしまうので、少々ゆとりを持たせる事がポイントです。

きゅうり(胡瓜)の剪定。

脇芽摘みや摘心の時分と手段は?脇芽摘み苗植えから1ヶ月くらいたち、草丈が30cmほどに生長したら、下から5枚目の本葉までに付いている脇芽は全部摘み取ってしまいます。

これによって株の風通しがよくなり、生育も促されます。

6枚目の本葉より上の脇芽は伸ばしていき、各々の脇芽に木の葉が1〜2枚付いた時点で先端を摘み取ると株の形が素晴らしいにまとまっていきます。

摘心きゅうりの草丈が背丈を超えてくると、収穫や管理が大変になるので、摘心をして草丈がそれ以上大きくならないようにします。

先端に付いている目を手やハサミで摘み取り、生長を止めましょう。

生長が止まる事で、栄養がリーフや花、実に分散して株が満喫します。

切り口に菌が入らないよう、晴れた日の朝に清潔な用具を使って行うと心配無用です。

きゅうり(胡瓜)の収穫のタイミングと技術は?キュウリ 収穫きゅうりの収穫ポイントは、6月上旬〜9月下旬までです。

収穫時分のきゅうりの生長は相当早く、開花から10日くらいたつと本当は20cmほどの大きさになっていますよ。

本当は大きくなりすぎると味が落ちるので、タイミングを逃さないようにしてくださいね。

きゅうり(胡瓜)の栽培で用心する病や害虫は?きゅうりの栽培中は、うどんこ病に用心が必須です。

気温が高く、湿度の低い環境で感染しやすく、株が木の葉の表面に繁殖して白い粉をかぶったようになり、木の葉が枯れて収穫量も低下してしまいます。

病にかかったリーフはもうに取り除き、殺菌剤を散布して防除していきましょう。

きゅうり(胡瓜)の栽培で野菜の育て方のベースが身につくキュウリ 植え付け 苗きゅうりは、鉢植えでも手軽に栽培可能な、未経験者でも取り組みやすい野菜です。

摘心や誘引など、植物の栽培のベースがつまっているので、一通り育て終えると他の植物の栽培にも生かす事ができますよ。

初めに1株から栽培をはじめてみてはどうでしょう。


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