2018-12-01 体力づくりも歌力アップには重要だよん
歌唱力をつけるために、自宅で出来ることをご紹介しています。
歌のトレーニングよりも前に、歌える体作りをしなければなりません。
先ほどは、歌う前の準備体操として、ストレッチのやり方をご紹介しました。
次は、準備運動とは別に、普段からやっておきたい運動をご紹介します。
歌唱力をつけるためには、まず、基礎体力です。
プロの歌い手さんは、普段から体を鍛えている人が多いです。
なぜなら、歌うことは体力が必要だからです。
カラオケで数曲を、ごくたまに歌うくらいなら体力は不要でしょう。
ですが、プロのミュージシャンが歌うライブともなると、一晩で10曲から20曲も歌いますよね。
そんな沢山の曲を歌い、ファンを喜ばすためには体力がないと無理です。
それに歌いながら踊る方もいますから、余計に体力は必要ですし、持久力も必要ですね。
例えば、細くて華奢に見えるシンガーさんがいても、実は影ではしっかりと体力づくりをしている、これはプロの世界では当たり前のことなのです。
歌手だけでなく、モデルさんも、女優さんもそうだと思いますが、プロフェッショナルな世界では、体力なしに仕事は続けられないと言って良いでしょうね。
また、歌い手さんもツアーに出ると、毎晩毎晩、ステージがありますよね。
それに長い移動も疲れるでしょうし、疲れも抜けないでしょう。
病気にならないように、自己管理をしっかりとすることも、プロフェッショナルの基本でしょう。
体を壊しては歌も歌えませんからね。
2018-11-01 ストレッチで声がよく出るようになる
素人が、一生懸命に、歌に気持ちを込めて歌っても、体が出来ていなければ、それは通用しないでしょう。
体全体を使って声を出す、そのためには、まず、ストレッチです。
では、首まわりを軟らかくするストレッチです。
首を左右に倒しましょう。
そして、前後にも倒しましょう。
そのあと、首をぐるぐると、ゆっくり回しましょう。
これを5回セットで繰り返します。
肩が凝っている人は首周りも硬くなっているでしょうから、しっかり回してほぐしておきましょう。
手を使って、首の脇にある筋肉をもみます。
肩をもむ延長で首の脇をもみほぐしておきます。
肩が凝っている肩は、肩までもんでおくと良いでしょう。
次に、顔のマッサージです。
頬骨の周囲には筋肉がありますので、そこを両手でプルプルと揺らしてみましょう。
両手で頬をさすっても良いでしょう。
これで、口が良く動くようになり声も出やすくなるでしょう。
それから、両足を広く開いて開脚を5回ずつします。
腰をまわします。
足首を回します。
手を組み、伸びをします。
体を上に思いっきり伸ばします。
背中をピーンと伸ばしましょう。
これで一セットですが、物足りないと感じる部分は繰り返し行いましょう。
ストレッチとは言え、しっかり筋肉を意識して行うと、じわっと汗をかいてきます。
体が温まった証拠ですから、これで声が良く出るでしょう。
ストレッチ体操をすることは一見、歌唱力と関係ないような気がするでしょうが、とても密接な関係なのです。
プロの方は、ストレッチは歌唱力のために重要であることをご存知だと思います。
素人の方も、意識次第で、そこに近づけるということですね。
2018-10-01 歌のレッスンを一人でやるにはどうやったらいいんだろう
発声練習でしょうか?
音階にあわせて声を出す練習でしょうか?
いいえ、実は歌唱力アップのためのトレーニング、最初は、ストレッチなのです。
私がボイストレーニングのスクールに通っていたときも、最初はストレッチでした。
それから、個人の先生について、レッスンをつけてもらったときも、最初は念入りなストレッチからスタートしました。
このように、歌う前のストレッチはとても重要なのです。
なぜなら、軽く体操をすることで、体のあちらこちらを柔軟にしてあげることが出来ます。
そして、いろいろな筋肉を温めてあげることが出来るのです。
そうなると、声の出がよくなります。
特に寒いと筋肉が硬直して動きにくくなりますよね。
そんな状態では、声を出すために、体が動くわけがありません。
無理してノドだけで声を出すことは、ノドに負担がかかってしまいます。
歌唱力をつけるどころか、トレーニングでノドを痛めてしまうでしょう。
ですから、本当はこのトレーニング前だけでなく、歌う前には必ず体操をしたほうが良いのです。
私は友達と音楽活動をしていますが、スタジオで歌うときは、必ず体操をしています。
演奏開始するまえは、何分か、楽器のセッティングをしている時間があるのですが、私はその間を使って、体操をしています。
みなさんも、歌う前はストレッチと覚えてくださいね。
もちろん、歌唱力がすでにもうついているプロの歌手と、素人とは、体のつくりが違います。
プロの歌手は、歌う体になっているからです。
2018-09-01 家で歌の練習をしようかな?
歌唱力をつけたい人のための、自宅トレーニングをご紹介したいと思います。
「歌が上手くても披露する場所がない」なんて、言わないで下さいね。
いつ、なんどき、人前で歌うことになるかは、誰もわかりません。
また、歌が下手だと思っていたあなたが、ちょっとコツを掴んだだけで、見る見る歌が上手になったらどうしますか?
別に歌手になりたいという人だけが、自宅トレーニングをするわけではありません。
自宅で出来るボイトレをすれば、もちろん、歌唱力はアップするでしょう。
ですが、声が良く出るようになることも重要です。
声に磨きがかかり、普段、人と話す声も変わってくるかもしれませんね。
また、会議や町内会、PTA、学級会など、人前で何かを話す機会は、突然、訪れるものです。
周囲の人が聞き取れないような声の方、よくいらっしゃいますよね。
マイクがないと聞き取れないような声は、魅力的ではありません。
反対に地声が大きく、しっかりとしている人は、声に迫力があり、人を圧倒することが出来ます。
会議などの司会者がこのタイプですと、議題もどんどん進むような気がしませんか。
これからご紹介するトレーニングは、歌が上手くなる練習と思ってトレーニングをする人もいるでしょうし、声を良くしたいと思って始める人もいるでしょう。
どのように考えるかはその人次第です。
では、早速、トレーニングを開始しましょうか。
まず、最初に何をやるのか、みなさんは想像がつきますでしょうか?
2018-08-14 どうやったらプロみたく歌えるの?
歌が上手くなりたい、歌唱力をつけたい、そんな方は、歌のトレーニングを基礎から試してみて下さい。
「トレーニングには興味があるけれど、レッスン代が高いから、ボイトレには通えない」と言う方も多いようです。
一月に何万円もかかるスクールもありますからね。
ですが、高いお金を払ってボイストレーニングに行く前に、自分で出来るトレーニングは家で試してみてはいかがでしょうか?
ここでは、お金をかけずに自分でやる歌のトレーニングをご紹介したいと思います。
歌だけでなく、声に自信がない方も、このトレーニングがクリアできたなら、声の質も変えられると思いますよ。
アナウンサーや声優に憧れている方も、挑戦してみる価値ありです。
トレーニングの内容ですが、簡単なストレッチから始まり、息のトレーニングや、楽器などの音を実際に聞いてのトレーニングなど、いくつか種類があります。
楽器を使ってのトレーニングや、息の練習は歌に必要だとおわかりになると思いますが、なぜ、ストレッチが必要なのか、みなさんはおわかりになるでしょうか?
それは、歌唱力をつけるためにも、まず、歌うための体が出来ていないと声を鍛えても結果が付いてこないでしょう。
土台が出来ていなければ、その上に飾ることは出来ません。
基礎工事がしっかりと出来ていなければ、そこには家は建ちません。
その原理と同じで、歌を歌うのは人間の体です。
ノドだけで歌っているイメージがありますが、そうではないのです。
そのあたりも考えながら、自宅で出来る、歌のための自主トレーニングをしてみましょう。