1992年から完全週休2日か実現・国家公務員

国家公務員においては1991年5月より週休2日制が導入され、政府系企業の多くも導入している。

だが、地方公務員の場合は、各地方自治体により事情が異なっており、1991年3月現在で都道府県では47団体のうち46団体が4週6休制(隔週週休2日制)をとっており、市町村では約90%の団体が4週6休制を実施している。

国家公務員の週休2日制の導入により、次第に各自治体でも週休2日制の実施が実現していくと思われる。

国家公務員の休暇には、年次休暇、病気休暇、特別休暇の三種類があり、いずれも有給休暇となっている。

年次休暇は、年間20日となっているが、年の途中で採用された場合は採用月によって決定されており、1月の場合は20日、4月は15日などとなっている。

前野岳洋・イメージプランナー