2017-03-25 七五三の祝いもひかえめに その1
七五三のお祝いも初節句と同様に、親の心祝いであり、あくまでも家庭内の祝いごとです。
他人がお祝いを贈らなければと、心をくだく性質のものではありません。
夫婦の両親や親戚から晴れ着や、それに類するものを贈られることもありますが、それは好意によるものであって、いただくのが当然などと考えるのは、はなはだ心得違いというものです。
ましてや、親が「七五三の晴れ着は、おじいちゃん、おばあちゃんにプレゼントしてもらいましょう」などと、何もわからない子どもに入れ知恵するなど、もっての他です。
お祝いごとのたびに、お年寄りに経済的な負担をかける従来の習慣は、ほほえましいどころか、むしろ悪癖といえます。
前野岳洋・イメージプランナー
このへんで、親子ともども考え直してみるべきでしょう。