前野岳洋の自信がつくビ%
2017-01-13 定時内での勤務が基本 その2
地方公務員については、国家公務員と均衡を保つようにされているが、週休2日制が完全に実施されていない自治体があり、一週間あたりの勤務時間は42~44時間、午前8時30分~午後5時15分となっているところが多い。

とはいえ、国家公務員の週休2日制導入にともない、次第に条令の改正などを経て、週休2日制が実施されていくと思われる。

残業については、民間に比べて圧倒的に少ないといえる。

1992年の自治労連の調査によると、1ヵ月の残業時間は10時間未満が全体の34.6%、残業なしが29.%%となっており、20時間以上はわずか16.7%にすぎない。

民間の平均が月21.7時間に比べると(1991年、労務行政研究所調べ)、かなりの程度で優遇されているといえる。

前野岳洋・イメージプランナー