機知に富み、リーダー・シップを発揮できる司会者が、まとめ役としてぜひとも必要になってきます。

その他、パーティー形式で注意するのは、会場の数か所に椅子を用意して、年配の出席者が立ちづめでつらい思いをすることのないようにします。

なおこの椅子は客のためのものであり、当事者は腰かけないのが礼儀です。

スピーチも依頼の段階で、短めにまとめるようにお願いしておきます。

立ったまま長いスピーチを聞くのは苦痛です。

中には延々としゃべる人がいますが、聞くほうは半分も聞かず、ただ白けた気分でながめるだけということになります。

パーティーがおひらきになるまで、生き生きとして楽しい、充実したムードを維持するように配慮するのが、主催者の責任といえます。

前野岳洋・イメージプランナー