2018-03-14 「結納の取り交わし」
仲人は結納を取り交わすために両家の間を、三回足を運ぶことになります。
結納品は、そのまま袱紗をかけて捧げ持って、徒歩や人力車で運んでいましたが、現在ではたいてい車を使って移動することになります。
男性側では、仲人に休んでいただいている間に、結納をそれぞれ箱に納めて、紋入りの祝儀用ふろしきで福包みします。
福包みは、ふろしきの角を結び合わせない包み方です。
目録、金包は別の広蓋に納めて、定紋の袱紗をかけて紋入りのふろしきに包みます。
仲人
「たしかにお預かりいたします。
ふつつかではございますが、ただいまからお届けに参ります。」
といって、結納品を受け取り捧げ持って女性宅に向かいます。
大橋直久(ヒーリング講師)