2018-03-24 大橋直久「結納 女性宅で その1」
仲人が到着する時間を見はからって、本人と両親そろって玄関で迎えます。
一礼し、すぐに結納を行う部屋に案内します。
全員が席についたら、仲人は男性宅から預かってきた結納品を組み立てます。
このとき当事者もお手伝いしてもよいでしょう。
結納品が組み立て終わったら、それを女性側の正面に差し出し、口上を述べます。
仲人
「本日はお日柄もよく、まことにおめでとうございます。
この度はお嬢様と鈴木康夫様のご婚約のご承諾をいただき、ありがとう存じます。
本日鈴木家よりご結納の品々をお預かりし、参上いたしました。
なにとぞ幾久しくめでたくお納めくださいますようお願い申し上げます。」
これに女性側の父親が答礼します。
父親
「ごていねいなご挨拶恐れ入ります。
結構な結納の品々、ありがたく幾久しくめでたくお受けいたしました。」
「どうぞお改めください。」と仲人からの言葉がありましたら、父親は目録を始め、結納品をひと通り確認します。
大橋直久(ヒーリング講師)