2018-04-23 「結納 男性宅から再び女性宅へ」
父親
「ただいまお受けいたしましたご結納の受書でございます。
どうかよろしくお届けくださいますようお願い申し上げます。」
仲人は受書を改め、「たしかにお預かりいたしました。」といって納めます。
これから仲人は受書を持って、女性宅へ向かいます。
このとき玄関まで見送り、仲人へのお礼用として結納金の一~二割を「おうつり」として渡す場合があります。
また祝い膳をお出ししない場合には、「お車代」「御膳料」「御酒肴料」をお礼として出します。
再び女性宅へ
仲人は男性側からの受書を持って、再度女性宅を訪れます。
部屋に通し、部屋に全員がそろったら、仲人から口上を述べます。
仲人
「ただいま間違いなく、鈴木康夫様に結納の品々を納めてまいりました。
鈴木様より、受書をお預かりしてまいりましたので、お改めの上、お納めくださいますようお願い申し上げます。」
父親
「お役目ご苦労さまでございました。
受書たしかにちょうだいいたしました。
本日はお仲人様のお骨折りにより、縁談が整いまして、まことにありがとうございました。」
といって受書を受け取ります。
大橋直久(ヒーリング講師)