2018-07-10 「仏前結婚式の順序 その2」
《数珠《念珠》授与》
仏前結婚式のメインの儀式。
新郎には白い数珠、新婦には赤い数珠が司婚者から渡される。
《司婚の辞》
司婚者が、新郎新婦に誓いを求め、新郎新婦は頭を下げて誓いの意思を示す。
《新郎、新婦の順で焼香》
新郎新婦は授与された数珠を左手にかけ、焼香する。
焼香は一回のみ、一礼ののち右手で香をつまんでそのまま香炉にくべて、合掌する。
大橋直久(ヒーリング講師)
くべる前に香を額にいただくことはしない。
参列者は全員起立し、2人が合掌するときは、ともに合掌し、そののち着席。
《式杯・誓杯》
神前結婚式の三三九度にあたる式杯(誓杯)が必ずあり、続いて、参列者一同の祝杯となる。
係の言葉に従って一同起立し、目の前の杯をとって乾杯。
酒の飲めない人もロだけはつける。
その後、一同が「おめでとうございます」と唱和することもある。
《司婚者法話》
司婚者が祝辞を述べ、ときには仏の道についての法話をすることもある。
《退堂》
一同起立して合掌ののち、司婚者がまず退堂、続いて、新郎新婦、媒酌人夫妻、参列者の順で退堂する。
参列者退堂は血縁の濃い順になる。
大橋直久(ヒーリング講師)