大橋直久:自分を整える%
大橋直久(セミナー講師)のブログ
2018-08-22 大橋直久「ナプキンはいつ・どう使うか」
控え室から食堂にはいって、定められた席につくと、テーブルの上には、皿を中心に、ナイフ、フォーク、パン皿、グラス、タンブラー(脚のないコップ)などがセットされており、中央の皿の上には、ナプキンが置いてあります。

このナプキンは、いつ、どのように使うものか、まず、それから調べていきましょう。

・パーティなどでナプキンはいつ膝にかけるか
気をつけて見ていると、着席するとすぐに、ナプキンを取って膝にかける人がありますが、これでは、まるで、食べるのを待ちかねていたようで、あまり見よいものではありません。

〈披露宴〉の席で述べたように、正式の晩餐会では、全員が着席するとまもなく、ウェイターが最初の料理をはこんで来ますが、披露宴などの場合は、主催者の意向で、料理の出る前に、仲人の挨拶と主賓の祝辞を求め、一同起立して乾杯してから、ウェイターが料理をはこんでくることが多いので、ウェーターが配膳室から料理をはこんで来るのを見てから、ナプキンをとって、膝にかけるようにします。

後者のように、食前に仲人の挨拶や乾杯がある場合は、乾杯が終わるまで、ナプキンは皿のうえに置いたままにし、料理が出る前になって、はじめて、ナプキンを膝にかけるのが正しいのです。

なお、なかには、隣席の人などと話に夢中になって、ウェイターがそばへ来ても気づかず、「ナプキンをどうぞ」とうながされてから、あわててナプキンを取る人もありますが、これも正しい作法ではありません。


大橋直久(ヒーリング講師)